2015年10月6日火曜日

よしもとばなな「鳥たち」 男の人は女のどこを好きになるんだろう

 
by Adriano Gadini



今まで、図書館で借りてきた、
よしもとばななの「鳥たち」という本を読んでいました。





わたしは女なので、まこちゃんの気持ちがよくわかる。


そして嵯峨が好きになってしまう!

「まこちゃんは、頭の中が自分の声でいっぱいすぎるんだよ。
ある意味、ひまなんだ。
そんなこと考えつめていったら、好きなものだっていつのまにか嫌いになってしまって、
結局僕がふられると思う。(~省略)」


まこちゃんはきっとお芝居(祈り)の才能があって、
嵯峨も何度もその才能について言うのだけど、まこちゃんはそれについてはグズグズで、

そんなことよりも嵯峨との間に赤ちゃんをつくりたい、
でもなかなかできてくれないのがもんだいだと思っている。


でも、
私は先に進む気なんかちっともないから、ずっと立ち止まったままだから、むりにでも進ませてくれる赤ちゃんを待っていたんだ。

と気づく。


最後のほうのまこちゃんのセリフ

「私は、なにをやるにも中途半端で、
いつも考えてばかりで少しも理想には近づけず ~(省略)~
彼はほんとうのパン職人になれる人だし、妥協なく畑もできる。
私はお母さんゆずりで、なんにもできないんです。
うじうじ悩んでいるばっかりで。
でも、だからといってなにもしないのは、きっといつか嵯峨の足をひっぱるから。
私がこうしてなにか他のことをしないと、彼にとって私は重過ぎるように思うんです。」



人の口から彼の名前が出ると、いつも甘く誇らしい気持ちになる。



そんな気持ちが自分の中にもあるから、

だからまこちゃんの気持ちはとってもよくわかる(特に弱いところ)のだけど、
なぜ嵯峨がまこちゃんにずっと「焦がれ」ているのかがわからない。


どうして?



あんなに物が分かっていて、足したり引いたりせずにまっすぐに見据える力があるのに、
嵯峨はまこちゃんがいいのだろうか?

あんなに強いのに?



…とまあ、「自分の足りない部分」をまこちゃんに投影し、

嵯峨に好きな彼を投影しながら楽しく読み終えました。笑




やっぱりそれは男女の違い、ということに帰すると思いますが、


わたしは中学高校ぐらいのとき、
「女は男が必要だけど、男はどうして女が必要なんだろう?」
って思っていました。

とても不思議だったんです。


自分が女だから、恋をする女性側の気持ちはわかる。
だけど男性のそれは分からない。
あいつらにそんな感情があるのか?あり得るのか?くらいに思っていたし。笑



それに、これはすごく原始的かつ重要なポイントだと思うのですが、
男性は女性に比べて相対的に、圧倒的に腕力がありますよね。


女はどうにかして暴力から身を守らないといけないわけですよ。

力がないんだもん。

たいていの女性は、たいていの男性が本気出したら抵抗しようがないわけです。


男性怖い⇒だから誰かに守ってもらう必要がある⇒親密な男性

って、10代のわたしは結構切実な感覚でとらえていました。


前提として「暴力をふるわれる」可能性を見てるんだから、
やっぱり悲しいことですけどね。

それはそれとして。


でも、男は女に守ってもらう必要がないじゃないですか。

っていうか、女には腕力でフォローする力がないんだから、
頼るんだったらもっと別の存在ですよね。


ならやっぱり需要としてはセックスなのかなー…って、ちょっと荒んだ&悲しい気持ちで
結論づけようとしていたことを思い出します。





でもいろんな経験を経て、


その考えは間違っていて、
たしかにあまりに短絡的で男性をバカにしているし、
女性を卑下しまくっているし、
それを信じれば信じるほど幸せやコミュニケーションから遠ざかるし、


そもそも両性をしっかりクリアに見ることができていないじゃん!!
傷ついたトラウマをがっつり引きずった視点からの偏った見方じゃん!!!!


ということが実感として分かるようになりました。




今はもっと違う見方をしていますよ。

前よりも、
男性を信頼しているし尊敬しているし可愛いと思うし、好きです。

同様に、
自分自身が女性であることを受け入れ、喜びを感じて、誇りに思えるようになってきました。
(100%に近づいていくプロセスです。みんなそうだと思うけど。)

いっぱい泣いたけれど、イロイロ学べてよかったです、ほんとに。笑




だけれどもやっぱり、

上記の嵯峨に好きな彼を投影したりなぞすると、

まこちゃんの魅力というのがどこにあるのか分からない…という形で、
過去の恐れがムクムクムクっと湧き起ってくるのですね。



…ひまなのかな。笑



男性は思っていることをあまり言わないし、
たぶん余計なことを考えることも女性に比べて少ないように見えるので、

両者の気持ちに大きな偏りがあるように見えて、
悔しい!!って思うのかな。笑



でもわたしはわたし以外になれないからよくわからないな。

比較してみたいけどできない。



いつもは書いてるうちにだんだん考えがまとまってくる(ことが多い)のだけど、
今日はまるきりピンとこないです…。

きっと、まだつきつめる段階にきてないんだな。



あと、「鳥たち」という本が、
全体を通して薄暗く、浅いけど蟻地獄のような空気感(っていっても飛翔するし自由とかもあるしおもしろいよ!!!!わたしはよしもとばななファンだよ!!!!)なので、
めっちゃ影響を受けてわたしの文章も暗くなってるかもしれません、

が、

本は面白かったし、わたしは落ち込んでませんよー!!



不完全燃焼ですが寝ます。



おやすみなさい、ruでした☆ミミ



※2015・10・7 タイトル&画像 変えました。


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