2015年12月14日月曜日

すべての女性へラブレター① 性は汚くも怖くもない。男は汚くも怖くもない。女は弱くない。


さて、どこから書こう。


ずーーっと前から、このブログを始める前からいつかは書きたいと思っていたこと。

わたしの野望を書く前にね(*‘ω‘ *)


でもヘビーな内容になると思うので、(ファッション関係ではないです。)
朝この記事を読まれる方は、心して。


ブルーになるかもしれないので。



もし同じ体験をされたことがある方は、

嫌なら読むのやめていいけど、
最後まで読んでもらえたらげんきになれるように書くつもりだからがんばってみて。
と言っておきたい。


同じような体験をされてない方も、
これからもせずに済むように、臨場感をもって読み進めてくれたらと思います。


photo by andre_koehn

夜明け前が一番暗いっていうけど、
こんなに暗いと思わなくてびっくりしたよ




じゃあ始めるね。



わたし、









レイ プされたことがあるんです。







びっくりした? びっくりした?笑


って笑ってる場合じゃないね、まじめに書くよ。






あれは大学一年の十月二十七日、(ちょうど十年前)
一人暮らしを始めてひと月経つか経たないかぐらいの頃でした。


部活を七時半ごろまでやって、
それから十分ほど電車に乗り、帰宅。


その日は、付き合いたての彼氏と八時に会う約束をしていました。


でもなぜかその日に限って携帯を忘れていたので、
待ち合わせの確認のために、急いで自宅に戻りました。(1Kアパートの一階)



鍵を開けると、真っ暗な部屋。

電気をつけて中に入ると、奥のベッドがあるほうへ進みます。



すると死角から誰かが出てきて突然はがいじめにされました。


振り向いて顔を見る間もなく、
目隠しされて、男に「動くな、動くと刺すぞ」と言われて、ほっぺたに包丁を当てられました。

相手からは煙草の匂いがしました。



って、皆さんここまでついてこれてますか??続くよ。




最初は、わたしが鍵を閉め忘れてて、
彼氏が隠れて驚かそうとしてるのかと思ったんですが、

残念ながらそうじゃないってすぐわかりました。



わたしは手と顔をガムテープでぐるぐる巻きにされて、服を脱がされ、ベッドに転がされました。


男は、「騒ぐと殺すぞ」と言って、

入ってきたドアや、雨戸を閉めるため(わたしはそれまで雨戸を閉めたことがなかった)にわたしのそばを離れました。



今ならドアが開いています。

叫んだら、外の人に聞こえるかもしれない。


助かるかもしれない。



叫んだら殺されるかもしれないけど、叫ばなくてもあとから殺されるかもしれない。

どうしよう。


わたしを生かすも殺すもこいつ次第。
興奮させることだけは避けないと。逆上させるのはまずい。


でも戸が閉まったら、そのあとはチャンスがなくなる。


わたしの頭の中は混乱状態です。




そんなとき、以前テレビで有名人が、
「レイ プされそうなとき、頭がおかしいふりをして助かった」という話をしていたのを思い出しました。


まっとうに「助けて」と叫ぶのではなく、
狂ったふりをして相手にその気を失わせることはできないか?




口もガムテープでぐるぐる巻きにされて、ちゃんとした言葉を叫ぶのもムリな状況。

その中でできる最大の抵抗は何かとパニックの中必死に考え、



わたしは、



笑いました。



どんな感じだったかな~、

イーヒッヒ、とか?

まあよく覚えてないけど狂った人をイメージして、
できるだけ大きな声で、通行人や隣近所に聞こえるようにがんばりました。



とにかく異常だと感じさせて記憶に残りたかった。


そうすれば仮に、最悪わたしが死んでも、

後に警察が聞き取りしてまわったときに「そういえばあのとき変な笑い声が聞こえた」って
言ってもらえたら、時間が特定できて犯人が捕まる可能性が増すかもしれない。



それに、そういう犯罪を犯す人間は、
根本的に自信がない、ということはすでに知っていました。


まともに女性に愛される自信がないから、
暴力で無理やり自分に従わせようとするということも分かっていました。



だから、
一太刀浴びせてやりたかった。


女に馬鹿にされたと思え、自分はダメな男だと思え。


犬死になんて冗談じゃない。

私を殺すつもりなら、お前を一生不能にしてやる。
今以上にぐちゃぐちゃに、底知れない欠陥意識で死にたくなるくらいにさせてやる。

恐怖と同じくらい、ものすごい怒りと憎しみを感じていました。




ダブルミーニングどころか、
トリプルミーニングのわたしの変な笑い声。


どうにか誰か気づいてくれという祈りは届かず、あえなく失敗。




男は雨戸を閉め、私のそばに来て「死にたいのか」と言って、
背中に包丁をすべらせました。

わたしは黙って何度も首を振りました。



このときの焦りと絶望は、結構なものだったと思います。
ほんとに死ぬのかな、と何度も何度も考えました。


レイ プされて殺された女性のニュースが頭をよぎります。

それを知らされて、泣いている家族の画が浮かびます。
親は自分を責めるだろうな、別に親のせいじゃないんだけどな。




それでね。

わたしがそのとき強烈に思ったのは、

「死にたくない」 ということでした。


いいですか?

そのときruは知りました。
人間はとにかくしぶといです。


とにかく生きていればどうにかなるんです。
レイ プされようがなんだろうが、わたしは生きたかったです。




で、男はわたしのからだの上で動いていました。

なんかうまくいかない感じで、でも最後液体を感じたので、射 精したんだ…と思いました。


わたしの心情としては、
とにかく早く終われ、とにかくここから出て行ってくれ、ということだけ。





でも、ことが終わったら次は何か?


こいつがある意味普通の人間で、レイ プさえできれば気が済むならいい。

口封じに殺されるのか、
頭が相当イっちゃってて、拷問や果ては猟奇的殺人に至るのか。




心臓がバクバクいって怖くてどうしようもない。


ほんとに意味のないことですが、
そのときのruは、
刺されたときの痛みを何度もシミュレーションして、恐怖と痛みに備えていました。



でも幸運なことに、と言えばいいのか、

男は「警察に言ったら殺すからな」「また見に来るからな」と言い残し、

ご親切にもわたしの手を自由にして、部屋を出て行きました。




時間にしておそらく十五分以内。



死ぬかと思った十五分は、時間の感覚がありません。



男が出ていったあともわたしはしばらく動けず、
がたがた震えながら目や口のガムテープをはがしました。



電気をつけ、おなかの液体をティッシュで拭き、

がたがた震えながら下着を身に着けようとBOXを開けます。



下着が入っていない。



さっきまで部活をやっていたのに、これは何? 現実なのか?

服が脱ぎ散らかされ、
雨戸側のドアは鍵の部分のガラスが割られている。(ピッキングってやつ)


怖くて怖くて、何も考えられない。



男が出て行ったドアの鍵を閉めにいくことさえ、怖くてできない。


まだそこにいるのでは?


服を着て、彼氏に連絡を取るために携帯を探しますが、
犯人が持ち去った後。

警察に連絡することもできない。


だからといって、この部屋に一人いることもできない。気が狂いそう。


彼氏はどこにいるか分からないけど、
わたしが外に出るしかない。


動悸がものすごいのに、心臓が止まったような感覚。



鞄の中に入っていた財布だけを持って、
駅へ走ります。

駅まで行って、でも彼氏の姿は見当たらない。



わたしはあいつの顔を見ていないが、あいつは私を知っている。

その恐怖はもうどうしようもなかった。



だけど、
家からすぐのコンビニで立ち読みしている彼氏を見つけ、

彼は尋常ではない様子のわたしを見て驚いています。


「聞いて。今レイ プされた。どうしよう」とがたがた震えたままのわたしに、

相手は一瞬言葉を失って、
「落ち着け、警察に行こう」と言いました。



でも「警察に言ったら殺す」の脅し文句が効いていて、結局その日は通報しませんでした。




彼氏と一緒に家に帰り、

シーツが気持ち悪くて気持ち悪くてどうしようもない。
捨てるつもりではぎとり、見えないところに隠しました。


お風呂に入って、何度も何度も体を洗いました。


じぶんが気持ち悪かった。

どんだけ洗っても、吐きそうに気持ち悪かった。


そのあと、彼氏とセックスしました。ずっと泣いてました。

「汚くないよ」って言ってほしかった。





結局警察に通報するのは翌朝になりました。


(そこそこ悪いことをした経験のある)彼氏に、
「犯人は戻ってきたりしない。本当に殺すつもりならもう殺してるし、背中も傷ついてないから包丁の背を当てられていたんだと思う」

と、なんともリアルで慰めにならないことを言われたのと、

「性犯罪者は犯行を重ねる」という事実に背中を押されました。


わたしが言わないことで、さらに被害にあう女の人がいたら、いやだ。


それで通報しました。




それからは、

現場検証で部屋中に白い粉まかれたり、
取調室で調書とられたり、そういえばパトカーにも乗りました。忘れてたけど。

産婦人科で緊急ピルも処方してもらいました。


今思い出せば、ひどいもんですね。

さいあくの思い出です。




でもわたし的には、それがきっかけで共依存になっていったのが、
もっと苦しかった。





ruの闇夜の冒険、続く。 

(ごめん、①では元気になれなかったね…(T_T) 思ったより断然長編になってしまった)








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