2016年12月10日土曜日

なぜか分からないけど涙が出る。新しい世界の在り方。「君の名は。」

公開終了ぎりぎりすべりこみで観てきました。


「君の名は。」


始まると同時に涙腺決壊したわたしは変でしょうか。





なんで泣いてるか分からないけど、
次から次へ、涙が溢れ出して止まらない。

そんな映画でした。



触れられているのに気づかないくらい繊細なやり方で触れられ、
一番やわい、弱い、柔らかい部分が、
勝手に反応して溶けだしているみたいで。


多くの人が、わたしと同じように、
ほろほろほろほろ、自分の感情とは切り離された部分で、
涙をこぼしたんじゃないかなぁ。




映像も曲もとてもとても綺麗で、
ストーリーの構成・編集も鮮やかですっきりしてて(いまだに謎もあるけど)、
アニメーション映画のクオリティとしてもすごく高いものだと思うけれど、

わたしはそれ以上に、
透明な新しい世界を描いた映画だという印象を強く受けました。



より正確に言うと、
「世界を見る新しい視点」を描いた映画。


「新しい人たち」の映画。



若かった頃、青春時代にピュアな恋をしてた自分を懐かしんで切なくなるんじゃなくて、

もっと未来の、
これからのカタチを見せてくれてる。





悲しいから涙を流すわけじゃないし、
ずっと一緒にいるから相手を知れるわけじゃないし、

知っているから好きになるわけじゃない。




なんでか知らないけど、ほろほろ涙が出る。



深い場所で「知っている」からだ。



でも、わたしは何を「知っている」のだろう?



ただただ痛くてくすぐったい。





理由は分からないけれど。




ただただまっすぐに。





世界中でこの映画が受け入れられているということは、

きっと世界のどの国に生まれても、
どんな言葉を喋ってどんな習慣を持っていても、
この感覚を共有しているってことなんだなぁ、と思って、とてもぐっときました。

(感覚の共有ができるできないは、個人差であって地域差ではない、ということです。)




みんな、誰かを探していて、


みんな、思い出したくて思い出せなくて、もどかしい。





これが、新しい世界の在り方だと思う。


新しい恋愛の在り方。

透明な世界の在り方。





スパークル【君の名は】-RADWIMPS



野田くんてば、

歌詞もメロディも、ぽろんぽろんといちいち琴線に触れてくる。


海外の人たちにも、
ニュアンスそのままで聴かせてあげたいなぁ。




互いの砂時計 眺めながらキスをしようよ
「さよなら」から一番  遠い  場所で待ち合わせよう




運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を 横目に見ながら進む
そんな世界を二人で 一生 いや、何章でも




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