2017年3月5日日曜日

クリムトの世界

わたし、昔クリムトが好きだったんです。



超有名どころでいえば【接吻】



それから【抱擁】


【ダナエ】なんかも、好きだったなぁ


この、幻想的な官能美。
超エロいよね。笑
生と死の間(というか既にあの世に足を踏み入れている)感が、
当時のruにはとても気持ちがいいものでした。


仲の良かった友人が、
NHKの絵画の番組見てて、
たまたまクリムト特集だったもので「ruのこと思い出した」って言われるくらい、
(わたしはクリムトが好きなんて言ってない)
ruは何かがぎりぎりのところを生きていたのです。



でも、自分の安定度が増してくると、
以前キュンときていた作品に対しても、なんか違うってなってきた。

一言で言うと、「重い」のです。
「シリアス」なのです。
そして「フェティッシュ」。

「そんなギリギリ命がけで、二人だけの世界生きなくてもよくね?」という気持ちになってしまったruは、クリムトの世界からぬけることになったのでした。





重くてシリアスを愉しむときもあるし、
だからこそ味わえる興奮もある。
それはそれで気持ちがいいし面白いんです。
経験の厚みが増します。
だからその作品がいい悪い、経験や人がいい悪いとかはないんですよね。


ただ、最近の自分の書いてるものとか読み返すと、
あの頃からだいぶ遠いところに来たなあという感じがします。


あんなに、

繊細で壊れやすいもの、
危険で複雑なもの、
尖っていてエロティックなもの、
現実とは距離がある死に近いもの、

が好きだったのにね笑


今や、やっぱり素朴で簡単で適当で笑えたほうがいいや、
ってな感じになっちゃったわけだから。




基本的な感性は、生まれたときから変わらないものだと思います。

ただ、
難しそうなものよりシンプルなものがいいや!
めんどくさくないし!
って嗜好の変化は大きいですね。
当時よりは年も取った分、エネルギーも無駄遣いできるほどはないってことかもしれないですけど。笑


努力したくない頑張りたくない気を使いたくない


人間関係も複雑なのはめんどくさいから、
このまんまの自分で在って、
それでもいいやと思ってくれる人だけ周りに残ってくれたらいいし、

ファッションも、
いろいろ学んでそれを実践しある意味では捉われる時期も経て、
ほどほどに汚くない程度に整えて、
自分が気持ちよければいいやってなったし、

自分のめんどくさい性格も、
いやだいやだと言っても変えられるわけでもないし、
死ぬまで付き合わないといけないなら、
受け入れるのがいちばん楽で賢いと思ったからそうしてるし、


わたしは、ほんとに楽したいっていうのが一番にくる。
疲れるのは嫌。



悲劇のヒロイン楽しんでるなって今でも思うことあるんですけど、
それが現実化されるかもってとこに考えがいたると、すぐやめる。
現金な女。
気づいちゃったからねー。

だから、美しく儚く官能的に生きたいと思っても、
もう夢見るのも無理ね。
わたしはしぶとくたくましい。
というか女とはそういうものだが。



さようならクリムトの世界。

バイバーイ。



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