2017年4月25日火曜日

瞑想で何を達成しようというのか。彼らは同じ人のままだ。「JOY」by OSHO


わたしはOSHOの言葉を読むのが好きだ。



一言一言すべてに明確な意図があって、
理知的かつ詩のように美しく、
常にシビアな視点からこの世界の常識に対して反逆的だが傲慢さがなく、
当然だが媚もなく、
一文一文の均整がとれており、
伏線になっており、
さりげなく広げられたものたちすべてがさりげなく回収される。

すべての言葉が、シンプルで過不足ない。
大げさすぎることも極端に強すぎることも下品であることもない。


読んでいるとこころが静かになる。


こんなの、
「頭がいい人」が思考で話そうとしてもできるものじゃない、と思う。


だから、何か落ち込んだときや知りたいことがあるとき、
わたしはOSHOの言葉を探す。
(世界中の人があらゆるジャンルのトラブルについて過去にOSHOに助言を求めているので、たいていわたしの抱える問題についても語っているから)



以前は恋愛がうまくいかないときに手に取った「JOY」という本から、
それについての記述を引用した。
「孤高な人と孤独な人」の違い、
「二人の惨めな乞食が出会う」という表現は刺さったね。笑

【参考】今恋愛で苦しいってひとへ荒療治 「JOY  byOSHO」から引用☆



今日も「JOY」から。


ある人は美しいダンサーになっていたかもしれないのに、彼女はオフィスに座って、ファイルを積み上げている。そこにはダンスをする可能性は全くない。ある人は星明りの下でダンスを楽しんでいたかもしれないのに、彼は銀行通帳の残高を増やしているだけだ。そして、これらの人々は自分たちは不幸だと言う。「瞑想のやり方を教えてください」私は教えることはできるーーしかし、その瞑想で何を達成しようというのだろうか?それが何をもたらすと期待されているのだろう?彼らは同じ人のままだ。お金を貯め、市場で競争している。その瞑想は彼らを少しだけリラックスさせるのに役立ち、その結果、彼らはこの馬鹿げたことをもっとうまくできるようになるかもしれない。

(省略)しかし、それはあなたが何であれ、今のままにとどまるのを助けるだけだ。それは変容ではない。

だから、私のやり方は、本当に勇敢な人々、自分の生き方そのものを変える用意と、すべてのものを賭ける用意のある向こう見ずな人間のためのものだーーなぜならば、あなたには実は、賭けるものは何もなく、あなたの不幸、あなたの悲惨さがあるだけだからだ。

(「JOY」p.9ー10 まえがきより)




テレビを観ていて思った。



現代はストレス社会だ、とはよく言われる。

ストレスは身体に悪い、
病気になる原因はストレスだ、自律神経の働きを乱す、
ストレスは万病のもと、というのもよく聞く。



だから、ストレス物質●●を抑制する▽▽が入っている食品を食べましょう。

仕事の合間に■分の休憩(睡眠)をはさむと(瞑想すると)α波(θ波)が出てリラックスでき疲労物質が減るので効率的に作業ができますよ。

趣味はありますか?現代ではストレスケアも自己管理の一環です。



テレビでは、
たくさんのストレスがあることを前提に
その環境が変わらないことを前提に、
どうすればいいのかという方法をいくつも提案してくれる。


それが現実的なやり方なのかもしれない。



でも、

そういうのを見ていると、
まるで「ストレスを感じることが悪」みたいに思えてくる。

「ストレスを感じてしまう心の弱さ」
「ストレスを感じてしまう身体の弱さ」
そんなふうに軟弱な自分(人間)であることが悪のように思えてくる。



え。

「ストレス社会」が異常なんじゃないの?




でも、それが現状ならば、
それにあーだこーだ言うのはガキっぽいことで、
なるべく摩擦なく順応するのが大人というものだって、
割とみんな思ってる気がする。



じゃあ、わたしたちは、
死なない程度に生かされるために生まれてきたのね?

壊れない程度に無理させて。

痛みに慣れて感じなくなれば好都合だね。



壊れそうになったら対症療法で手を打って、
また次のストレスに立ち向かう。

そのために生まれてきたのね?



だとしたら人間ってまるでロボットみたいだな。




もちろんその中でだってささやかな喜びや日々の楽しみはあるし、

お酒飲んだり誰かの悪口言ったり、
好きなものを買って、
一年に一週間のまとまった休暇に海外旅行に出かけられる幸運を喜び、「非日常」を最大限に満喫し、

たまったストレスはなかったことに。



この時代にボーナス出るだけありがたいよ、
週二で休めるだけありがたいよ、
仕事があるだけで、
家があるだけでありがたいよ。

だって、それすらない人もいるんだから、
みんなガマンしてるんだから、わがまま言ったらバチが当たる。



それ考えるのが現代(日本)の社会だし、
それに従えないやつは落伍者になるだけだし、
ときどき朝の電車が止まっては誰かの舌打ちを耳にする。

そういうものなのかね。




「ストレス社会の中でどう病気にならないように生きるか」というテレビ番組を作ってる人だって、

眠くても眠らず、
静かな自然の中で何もせず何も考えない休暇を長期でとるなんて思いもよらず、
理不尽に怒鳴られても低姿勢で謝り、
栄養剤とサプリで心と身体を支えている人が大勢いるだろう。


だから、
そこからの情報は、その視点のものになる。

もしもっといい方法を彼らが知っていたなら、
それをシェアしてもらえる可能性もあるだろうけど。

みんな必死は必死だ。
誰も悪気なんかないのだ。

だから悲しい。





もしOSHOの言うように、
本当は星空の下でダンスを楽しんでいたかもしれない人がいても、
一生それに気づかないまま死んでいくとしたら、哀しい。




Ed Sheeran - Thinking Out Loud [Official Video]



この歌も、MVも好きです。

野性的で自由。ロマンティック。



いつだってこの気分で生きていきたいし、
こういう在り方で恋がしたい。





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